2011年5月アーカイブ

日時 : 2011年5月25日(水)17:00~18:30
場所 : 慶應義塾大学三田キャンパス 塾監局第三会議室 (キャンパスマップ)

講演者 : 中村仁洋先生
(国立障害者リハビリテーションセンター研究所 脳機能系障害研究部 高次脳機能障害研究室 室長)

歴史的・文化的背景のもとで人工的に作り出された「記号体系」を操作する技 能としての読み書きや算術の能力について、
(1)これら基礎的な文化能力を支える神経ネットワークの機能構成
(2)いわゆる大脳言語領域や注意・記憶など、より古い神経システムとの関わり
(3)学習段階や外的・文化的要因などに応じて機能的・形態的に変わる(あるいは変わらない)神経メカニズムがあるのか
など最近の論点を取り上げて、関連する脳機能画像研究・症例研究に自験データを交えて紹介します。
皆様ふるってご参加ください。

使用言語:日本語
会費無料、事前登録は不要
ポスターをご覧ください。→中村仁洋先生講演会

今年度も「英文論文執筆のための講習会」を開催いたします。
皆さま奮ってご参加ください。


日時:2011年5月21日(土)15:00~16:30
場所:三田キャンパス北館大会議室(キャンパスマップ)

対象:若手研究者 、大学院生 、学部学生を問いません


詳細はポスターよりご確認ください→ 英文論文執筆のための講習会2011

日時 : 2011年5月19日(木)18:00~20:00
場所 : 慶應義塾大学三田キャンパス 東館4Fセミナー室 (キャンパスマップ)

演題:「海馬の基本機能の計算モデル」
講演者 : 石崎 俊 教授 (慶應義塾大学環境情報学部)

使用言語:日本語
会費無料、事前登録は不要
皆様ふるってご参加ください。

ポスターをご覧ください。→石崎先生講演会

慶應義塾大学文学部心理学研究室の渡辺茂教授はマウスを用いて社会的要因が覚醒剤(アンフェタミン)に及ぼす効果を検討しました。

まず、マウスを白、灰色、黒の3区画からなる実験箱に入れて、どの区画にどのくらい滞在するかを測定しました。つぎに覚醒剤を注射してある区画に閉じ込めます。他の区画に行くことは出来ません。翌日には生理食塩水を注射して別の区画に閉じ込めます。この処置を繰り返した後、再び3つの区画を自由に移動できるようにして滞在時間を図ると、覚醒剤を注射された区画への滞在時間が長くなりました。つまり覚醒剤が好きになってしまったのです。今度は同じケージにいる仲間と一緒に覚醒剤の注射を受けるようにします。すると覚醒剤注射の区画での滞在時間がさらに長くなりました。つまり社会的促進によって覚醒剤がもっと好きになってしまったのです。さらに、自分が覚醒剤の注射を受ける時には仲間が生理食塩水の注射、自分が生理食塩水の注射の時は仲間が覚醒剤の注射を受けるようにしました。すると先ほどの社会的促進は見られなくなります。また、面白いことに自分は生理食塩水の注射を受け、覚醒剤を注射された仲間と一緒にされた区画への滞在時間は少なくなることがわかりました。これは覚醒剤を注射されていないマウスは覚醒剤を注射されたマウスと一緒にいることを好まないことを示唆します。このように、覚醒剤の効果は仲間との共同摂取で増強され、耽溺や依存への危険性が増すことが分かりました。


この実験はBehavioral Pharamacology22巻3号に5月13日に掲載されています。


詳細は慶應義塾ホームページプレスリリースをご覧ください。
[プレスリリース]覚醒剤は仲間と摂取するとより危険~マウスによる実験で明らかに~

日時 : 2011年5月19日(木)18:00~20:00
場所 : 慶應義塾大学三田キャンパス 東館4Fセミナー室 (キャンパスマップ)

演題:「海馬の基本機能の計算モデル」
講演者 : 石崎 俊 教授 (慶應義塾大学環境情報学部)

使用言語:日本語
会費無料、事前登録は不要
皆様ふるってご参加ください。

ポスターをご覧ください。→石崎先生講演会

日時 : 2011年5月25日(水)17:00~18:30
場所 : 慶應義塾大学三田キャンパス 塾監局第三会議室 (キャンパスマップ)

講演者 : 中村仁洋先生
(国立障害者リハビリテーションセンター研究所 脳機能系障害研究部 高次脳機能障害研究室 室長)

歴史的・文化的背景のもとで人工的に作り出された「記号体系」を操作する技 能としての読み書きや算術の能力について、
(1)これら基礎的な文化能力を支える神経ネットワークの機能構成
(2)いわゆる大脳言語領域や注意・記憶など、より古い神経システムとの関わり
(3)学習段階や外的・文化的要因などに応じて機能的・形態的に変わる(あるいは変わらない)神経メカニズムがあるのか
など最近の論点を取り上げて、関連する脳機能画像研究・症例研究に自験データを交えて紹介します。
皆様ふるってご参加ください。

使用言語:日本語
会費無料、事前登録は不要
ポスターをご覧ください。→中村仁洋先生講演会

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.22-ja

このアーカイブについて

このページには、2011年5月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2011年4月です。

次のアーカイブは2011年6月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。