HOME > 概要 > 研究施設紹介 > fMRI実験室

fMRI実験室

 グローバルCOE は論理と感性をテーマとした高次脳機能研究を目的としてMRI 研究棟を立ち上げました。
 MRI 装置は臨床用の情報収集のみならず、主に血液中のヘモグロビンを標識物質として利用することにより脳機能画像(functional MRI)を得ることが可能です。この手法は非侵襲で比較的時間分解能が高い(当施設のMRI の場合、全脳を測定した際の最小時間分解能は約一秒)情報が得られる事から、高次脳機能研究には欠かせないツールとなっています。
 施設としては、MRI 室、操作室、行動解析室、被験者対応のため鍵付きロッカーや洗面台などを備えた更衣室から構成されています。行動解析室では、行動実験及び画像解析のための設備のほか、MRI 装置内の被験者に視覚刺激を負荷するためのプロジェクターが設置されています。プロジェクターは付属のコントローラーと操作室に設置されたPC から制御され、MRI 測定と同期させた視覚刺激が可能です。また、行動解析室はMRI 測定時においても独立して使用が可能となっています。

写真B.jpg写真C.jpg