言語と認知班

「言語と認知班」チームリーダー
慶應義塾大学言語文化研究所 教授
クリストファー タンクレディー
慶應義塾大学言語文化研究所 教授
クリストファー タンクレディー
私たちのチームは、言語の構造、獲得、教育、処理過程を、その独立性と非言語的情報処理との相互作用の双方から、明らかにする。そうすることで、私たちは、次の疑問に対して答えることをねらいにする。人の言語の特性は何か?それらはどのように獲得されるか?それらは言語使用者の心の中にいつ現れるか?それらは、脳の中の言語、非言語能力とどう関係するか?
私たちは、これらの問題に、いくつかの観点から光を当てる。第1 言語、第2 言語獲得を調べることで、言語発達の段階を明らかにしたい。言語、非言語情報処理のリソースの配分を調べることで、処理される情報の質が、いかに処理の効率に影響を与えるかを明らかにしたい。日本語児が、擬態語(オノマトッペ)を獲得する過程を調べることで、言語における象徴主義の神経機構についての知見を深めたい。最後に、リファレンスの形式的特性と多元性を探求することで、言語が意味を持つ根本的な道筋を明らかにしたい。私たちのチームの中心メンバーは、今井むつみ、伊東裕司、大津由紀雄、クリストファー・タンクレディである。
平成23年度 研究プロジェクトメンバー 言語と認知班
氏 名 | 拠点内の身分 | 所 属 | |
---|---|---|---|
Christopher Tancredi (リーダー) |
事業推進担当者 | 慶應義塾大学言語文化研究所・教授 | |
伊東 裕司 | 事業推進担当者 | 慶應義塾大学文学部心理学専攻・教授 | |
大津 由紀雄 | 事業推進担当者 | 慶應義塾大学言語文化研究所・教授 | |
今井 むつみ | 事業推進担当者 | 慶應義塾大学環境情報学部認知科学専攻・教授 | |
尾島 司郎 | 特任准教授 | 慶應義塾大学大学院社会学研究科(CARLS)/ 人間知性研究センター | |
桃生 朋子 | 非常勤研究員 | 慶應義塾大学先導研究センター(CARLS)/ 慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程 | |
日根 恭子 | 非常勤研究員 | 慶應義塾大学先導研究センター(CARLS)/ 慶應義塾大学通信教育部・非常勤講師 | |
磯部 美和 | 共同研究員 | 東京藝術大学言語・音声トレーニングセンター・助教 | |
小町 将之 | 共同研究員 | 静岡大学大学教育センター・助教 | |
岡田 浩之 | 共同研究員 | 玉川大学脳科学研究所・教授 | |
齋藤 菊枝 | 研究協力者 | 慶應義塾大学言語文化研究所・訪問講師/埼玉県立上尾鷹の台高等学校・校長 | |
佐治 伸郎 | 研究協力者 | 日本学術振興会特別研究員 | |
松尾 加代 | 研究協力者 | 慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻後期博士課程 | |
三浦 大志 | 研究協力者 | 慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻後期博士課程 |