HOME > 概要 > 拠点紹介

拠点紹介

 論理と感性の教育研究を中心に以下の5班からなる「教育研究プログラム」を設置し、国内、海外の連携拠点と密接な共同教育研究を行います。

  1. 脳と進化班:チームリーダー 渡辺 茂
  2. 遺伝と発達班:チームリーダー 山本淳一
  3. 言語と認知班:チームリーダー タンクレディ・クリストファー
  4. 哲学・文化人類学班:チームリーダー 宮坂敬三、飯田 隆
  5. 論理・情報班:チームリーダー 岡田光弘

これらの班の活動は大学院生にプロジェクト科目として開かれており、大学院生は研究に参加することにより、自分の専攻以外のさまざまな知識・技術を習得することができます。  教育研究の実施を支えるのが「研究施設」(脳研究施設、動物実験施設など)です。21世紀COEプログラムでは、脳研究のために脳波計、光トポグラフィ(NIRS)、経頭蓋磁気刺激装置(TMS)を導入しましたが、本拠点のテーマである感性系の研究には皮質下の機能測定が必須であり、現在最強の脳機能画像法である3テスラ fMRIを導入しました。人文科学の拠点にそのような機器が必要なのかという声もありますが、最新脳科学で武装した人文拠点こそが新時代の文理融合的な教育研究拠点の姿だと考えています。その意味で、本拠点は新しい時代の先端的教育研究拠点の象徴的存在といってよいでしょう。また、医学部、理化学研究所と共同でマーモセット高次認知研究施設を信濃町キャンパス内リサーチパークに起ち上げるとともに、つくばカラス生態研究施設も野外に設置し、系統発生的研究を多角的に行っています。



nr1_3_up.jpg