日時
2025年 9月2日(金曜日) 16:00 ~ 17:30
会場
慶應義塾大学三田キャンパス 東別館9階カンファレンスルーム(キャンパスマップ19番)
<注意>慶應義塾ミュージアム・コモンズ: Keio Museum Commons(Kemco)の建物です。大学内ではなく大通り沿い(国道1号/桜田通り沿い)になりますのでご注意ください。
講演者
Helmut Leder(ウィーン大学)
演題
"Foundations of Empirical Aesthetics - Is Beauty Sensory Pleasure?"
概要
ウィーン大学心理学部教授であるHelmut Leder氏は,2024年に国際経験美学協会フェヒナー賞を,2020年に全米心理学会(APA)第10部門(芸術と心理学)アルンハイム賞を受賞された著名な実験美学,芸術に関する心理学の研究者です。 本講演会は「実験美学」の基礎について,特に美と喜びの関係についてお話頂くものです。 Leder氏はこれまで実験室での心理学実験のコンピューターディスプレイに提示された美術作品や顔写真等に対する美しさをはじめとした評価に関する研究だけでなく,美術館でのアート作品の鑑賞,さらには近年では街中にあるパブリックアートの鑑賞行動と評価について研究を広げるなど,非常に多岐にわたって美や評価の研究をされています。 本講演では,Leder氏の研究をもとに,美の感じ方をどのように実験的に計測し,評価するのか,その影響要因が何かについてお話頂き,聴衆の皆さんとの議論を行うものです。
主催・共催
主催:科学研究費・学術変革領域(A)『マテリアマインド:物心共創人類史学の構築』
共催:KGRI未来共生デザインセンター/三田哲学会