論理と感性についての国際的な研究拠点の形成を目指す 慶應義塾大学 論理と感性のグローバル研究センター

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論理と感性のグローバル研究センターについて

慶應義塾では2002年より5年間21世紀COE「心の解明に向けての統合的方法論構築」を行い、2007年より本年3月までグローバルCOE「論理と感性の先端的教育研究拠点」を実施しました。
本センターはこれらの成果を踏まえて新たに論理と感性に関するグローバルな研究センターを設立するためのスタートアップを目的とするものです。これまでの21世紀COE、グローバルCOEを通じて大きく2つの進歩がありました。ひとつは分野融合的な研究の展開で研究科やキャンパスを越えて研究が行われました。

もうひとつは研究のグローバル化です。現在、パリ大学、エコール・ノルマル・シュペリユール、ウイーン大学、ビーレフェルト大学、ブダペスト大学(ローランド大学)、嘉泉大学、マッギル大学、南フロリダ大学などと研究協力協定を結んでいます。慶應義塾にはもうひとつ「人間知性研究センター」というものがあります。そこでは医学研究科を中心に分子生物学から人間のこころの解明に至る分野融合的研究を目指しています。
「論理と感性のグローバル研究センター」では社会学研究科、文学研究科を中心にやはり幅広い分野融合的研究が展開されることになります。慶應義塾におけるこの二つの研究センターの協力は分野融合型研究の良いモデルを提供すると思います。

人間の判断における論理と感性の問題は古くからの哲学的課題でしたが、現在の認知科学、神経科学の発展は、これを優れて分野融合的な課題にしています。また、この研究は基礎的な人間理解のみならず、今般の原発事故などにみられるような人間が何故そのように判断したのかという実践的な問いにも答え得るものであります。そこで、本センターは論理と感性についてのさらなる研究推進のため
1)分野横断型の研究の推進
2)世界拠点としての研究センターの構築・維持
を目的としています。