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【プレスリリース】カラスは仲間の「声」と「姿」を結びつけて認識していることを発見-カラスの集団は"烏合の衆"ではなかった-

カラスの社会は"烏合の衆"といわれますが、近年の研究によって、相手の視点に立ってものを捉える能力や、他者の行動を観察することで学習する能力など、仲間同士の間で複雑な行動をしていることが明らかにされていました。しかし、その基礎となる他個体認識のメカニズムは不明でした。慶應義塾大学人文グローバルCOE(論理と感性の先端的教育研究拠点)の近藤紀子研究員、伊澤栄一特任准教授、渡辺茂教授は、カラスが仲間の鳴き声と姿を統合して認識していることを発見しました。


この成果は1月4日付けの学術専門誌Proceedings of the Royal Society B(英国王立協会紀要)に掲載されました。


詳細は慶應義塾ホームページプレスリリースをご覧ください。
[プレスリリース]カラスは仲間の「声」と「姿」を結びつけて認識していることを発見-カラスの集団は"烏合の衆"ではなかった-