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日本認知心理学会・慶應義塾大学GCOE共催 裁判員裁判における理性と感性 裁判長,直感で決めてもいいですか?(2010年1月16日(土)開催)について

裁判員は、被告人の有罪・無罪や量刑などについて証拠に基づいて合理的に判断することが期待されています。しかし裁判では、矛盾した主張がされたり、裁判員の感情をかき立てるような情報が示されたりします。このような状況の中で、私たちは裁判員として適切な判断ができるのでしょうか。「ええい、直感で決めてしまえ!」などということは起らないのでしょうか。
本シンポジウムでは、意思決定や記憶、感情などの心理学の立場から、裁判員のこころのはたらきに関する問題を指摘し、心理学的な観点から考えていきます。また、法律の専門家と一緒に、裁判官のこころの問題が実際の裁判とどうかかわるのか、裁判員制度がうまくいくためには何が必要か、などを議論します。
人間のこころの不思議さや裁判員制度や裁判に興味を持つ一般の方々、心理学の研究の新しい発展の方向に興味のある心理学の学生や研究者の方々の参加をお待ちしています。


日時;2010年1月16日(土)13:00~17:00
場所;慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール

※入場無料・事前参加申込不要です

 

登壇者; 指宿信(成城大学法学部)、高橋雅延(聖心女子大学文学部)、
      中村國則(東京工業大学大学院)、綿村英一郎(東京大学大学院)
      松尾加代(慶應義塾大学大学院)ほか

企画・司会 伊東裕司(慶應義塾大学文学部)

 

詳細は以下ポスターをご覧ください。皆さまのご参加をお待ちしております。

裁判員裁判における理性と感性  裁判長,直感で決めてもいいですか?