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マーモセット高次認知機能施設

 本グローバルCOEでは医学部生理学教室、理科学研究所象徴概念発達チーム、実験動物中央研究所の協力を得て、医学部リサーチパーク内にマーモセットラボを開設する運びとなりました。この施設は霊長類での研究を目指す若手研究者にマーモセット高次認知機能の研究を通じて実験技法、動物の管理などを教育するものです。論理と感性の基礎研究には、系統発生的比較研究と脳研究が不可欠ですが、この施設はそのような要求に応えることができます。マーモセットは、社会性が強く、複雑な聴覚コミュニケーションを持つ、という特徴をもつ高次認知研究の次世代霊長類実験動物モデルとして注目されている動物です。また、本グローバルCOEとの連携をとっている海外拠点のうち、ウィーン大学、ケンブリッジ大学においても同じくマーモセットを使った実験を行っています。

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総合医科学研究棟(リサーチパーク)外観(信濃町キャンパス)

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マーモセット