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三田東宝ビル8F研究施設

三田東宝ビル8F には、光トポグラフィ2 台 (日立メディコ、ETG-7000、 ETG-4000)、脳波計 (日本光電、EEG-9100)、アイマークレコーダー (NAC、 EMR-8)、経頭蓋磁気刺激装置 (MAGSTIM Rapid)などの研究装置が備わっており、合計6 つの実験室、論理・情報施設、多目的ルームから形成されています。実験室はNIRS が2 部屋で、EEG、TMS、アイカメラ用の部屋が各1つずつ、そして行動実験室では主に乳児の選好実験などが行われてきました。また、多目的ループでは比較的広いスペースを必要とする行動実験及び会議などに用いられています。  特に、本研究施設では小児神経薬理に光トポグラフィを応用した研究が成果を上げており、抗ヒスタミン薬 (エピナスチン、ケトチフェン)の中枢抑制作用を調べた研究は、作動記憶遂行時の前頭前野の賦活が新旧両世代の抗ヒスタミン薬の投与で影響が異なることを示し、国内外の学会で高い評価を受けました。また、演繹推論の神経相関を調べた研究、絵画評価時の脳活動を調べた研究、自己認知や対人コミュニケーションなどの社会的認知を調べた研究、小児の言語処理を調べた研究などでも成果を上げています。
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